基本方針

このエントリーをはてなブックマークに追加
1・活動のスタンス
 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せずと言う。群れることと協調性があることは別物である。すぐれた人物は協調はするが、主体性を失わず、むやみに同調したりしない。反面、たやすく同調しても、主体性を置き忘れてしまっては決して相互信頼による協調へとはつながらない。このことを念頭におき、各自の個性と人権を尊重し、その言動を決して非難することなく、その中の一点の輝きを集束することで、それは光束となり揺るぐことなく必ず一直線に突き進む。しかし、そこに種々の阻害要因が発生すると、その束が削り取られ場合によっては消滅することも有り得る。私たちは過去に拘ることなく負することなく、周囲に配慮しながらも、光束を更に強固なものとするため、常に前向きの姿勢を貫くべきである。

2・目的の見極め
 社会活動の目的には必ず、発展、成長、活性、創造、協働などの言葉が使われる。目的へ向けての具体的活動の形態となる多種多様な手段を更に細分化すると、必ずそこに多くの重複部分を見出すことができる。そして、その重複部分こそ、人材、物財の確保・情報発信など活動において最も時間を要しているものである。しかしながら次回の活動でもそれを短絡的に繰り返している。
 目的の指針の例として「水」をあげてみよう。水の流れは必ず最後は海に辿り着くが、その初めの部分は常にその形が変化している。水は流れようとする地形の変化に沿って逆らわずに形を変える。それがスムーズに流れるための手段である。しかし水の目的は形の変化ではなく、あくまで海へ向かうことを決して変えることはない。目的を見失わなければ、絶対に手段が目的化することはない。
手段の目的化が起こると、大意となる目標を達成することは限りなく不可能となる。協働とは同じ目的に沿った官民の協調活動であることから、ほとんどの社会活動団体は、提携する手段部分を一極化すればそれに関わる時間的ロスを大幅に軽減でき、目的に向かう手段の質量を向上させることが可能となることで、それが経済効果を目的とする活動なら飛躍的に利益が増大する。
地方創生を目的とする二割増商品券は手段である。それなのに、お得であることが単なる目的となっている消費者は、本来の目的意識を持てないため、政府が大金を注ぎ込む施策は一過性のものになってしまうことになる
。事業効果を高めるためにも、手段の目的化は絶対に避けるべきである。

3・相乗効果の探求
 社会活動は、目的に向かう過程のそれぞれの段階においてそれなりの効果が発生する。どのような効果が発生し、その幅はどれぐらいのものであるかで、効果度合となるエフェクトレベルが決定される。そしてそのレベルが固定化されるものでなく成長因子をともなっている場合は、エフェクトレベルは更に拡大される。且つ、それに響鳴因子がプラスされたものであれば、それは複合効果として広範囲に派生する。効果を費用対効果の観点からみると、経済効果を目的とすると、その手段の組み合わせによってエフェクトレベルに差がで、その差が経費の差として利益の差として表れる。それでは1万円の経費で2万円の利益を得る経営と、一億円の経費で2万円の利益を得る経営を比較したとき、どちらが効率的であるか? その答えは明解である。しかし、前者は一個人の効果としてその領域は限りなく小さい。それに比して、後者は、そこに数十人の社員の生活が担える原資を提供していることから、縦軸は低いが横軸は大きく広がっている。それに成長因子がプラスされた場合には、横軸の広さのままで縦軸が伸びるため、エフェクトレベルが二次元的に一気に上昇する。一方、前者は縦軸が伸びるだけである。後者に更なる外的プラス因子が加わると、その成長度合いは飛躍的となる。この外的プラス因子が三次元的相乗効果となるもので、それは前段の物的人的手段の一極化による連携強化などによってもたらされる。この三次元的相乗効果を説明するとき、言葉だけの説明では、脳の右の部分が活性化されていない相手にはイメージ化することが困難で、いくら説明を繰り返しても理解することができない。左脳は論理的思考が得意で人間に備わった基本能力だが、右脳は意識して開発しないとその機能は眠ったままで、ほとんど使われることなく終わってしまう。創造性があり相乗効果のイメージングを得意とする者は、それを主体に説明しようとしても、ほとんどの人間が左脳型であるため、相手に理解させるには、論理的な方式で行なうことが重要である。例えれば、人の顔は覚えているが名前が出てこないのが右脳型で、左脳型は初めに名前の情報から顔を導き出す。活動においては、それぞれの活動領域を区分して相互の得意分野を最大限に活かすことにより、その集束効果でバランスのとれた組織活動につなげることができる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です